2018年05月26日

[118] 晴れて 'For demand'

体系物理のテキストが来た!!
 いつものように金曜朝、GHSにいくと ‘晴れて’『体系物理 ver5』のテキストが
届いていた。280頁、力学・熱力学・電気磁気力学・波動(力)学の4部立てで、
いわゆる「原子物理」は別冊となる。これには、GHSにおいては特講扱いの、
「モーメント」,「万有引力」,「交流」もふくまれる。何事の学びにも、
順序というものが大切だからである。 
   体系物理表紙.jpg
           [表紙]

要するに、物理全体を見通すことが先決であり、メインストリートをまずは
歩き通すことが体系的学びの必要条件だからである。
「ぶらり散歩」のごとくにきまぐれに脇道に入ってしまうと、
全体を見損なうものだからである。
しっかりとこの4本柱を主幹として学べば、その後に枝葉を伸ばすのは自在である。
その意味で、体系物理テキストver.5は、学びの順序と全体像の把握、加えて、
論理の階層性を一層鮮明に打ち出した書き方となっていている。
たとえば、物理法則と物理公式は以下のように一覧できる。
体系物理法則と公式.jpg
   
覚える法則と公式はたったこれだけなのだから、
体系的に学べばこれほど記憶の楽な科目はないのであるが、
法則も公式も、それを変形した数式の区別もないまま、
雑学的に覚えるような勉強しかさせてもらえないから、
出自として本来的に「美しき物理」を、
「アヤなき物理」と見紛うた受験生は苦悶呻吟する......
だが物理への憧憬は止まず・・・それが過去の自分でもあるからこそ、
徹底的かつ「華麗なるリベンジ」(真海さんの影響?)をしたかったわけで、
このver5において、私としてはその思いが十二分に果たされたとの感慨である。
それが「晴れて」という意味である。

本文中は、以下のように色分けされている
階層性.jpg      
たとえば、法則と公式を区別して、
物理サンプル2.jpg    

というような色分けがあり、
また、一般法則レベルと物理法則レベルを区別して、
    
物理サンプル.jpg


というような具合である。テキストの文章を読むこと自体が、
論理の階層を上り下りする訓練になっていることを、
受験生は、ビジュアルな形で自覚・意識できるわけである。
これはひとえに、自分はこういうふうに教えて欲しかったという、
「仮定法過去完了」に他ならない。

これで ‘晴れて’ 自分への物理の宿題は終えた。
後は、田川先生の若き才能に任せて、次なる地へと漕ぎ出したい。


2018-1月〜5月


まずは2ヶ月かけて、

漢文ドリル表紙.jpg
  [120頁 B5 ] モノクロ・簡易製本

次に、体系化学演習(セメント&ドリル)として、3月に

 化学表紙.jpg
      [248頁 B5] 本文モノクロ


 定量化学表紙.jpg
           [122頁 B5 ] 本文モノクロ

3月末から開講までに、

 有機化学表紙.jpg
        [224頁 B5]  フルカラー

そして、開講から連休にかけて、体系物理と
立て続けにテキスト化と改訂を果たしたことになる。
年明けからは、予備校講師にとっては楽しいオフなのであるが、
テキスト作りに明け暮れた、近年、最も忙しく密な時間となった。
晴れ晴れと、だが正直なところ何気に疲れが出てきているところ。
まあ、しようがない。

・・・そして、一息ついたあとのミッション、いや、愉しみは、
『体系化学』・改定版の完成である..................。
posted by Koujin Amano at 23:53| 体系化学