2013年09月02日

[60]夏の終わりの・・・2013

 夏期のトリは 
 8/31の土曜日は、GHS夏期期間の最後の日であったが、私の授業で〆となった。
幾度となく書いているが、私の場合は医業の関係で、通常の夏期講習のような
五日間連続の帯授業はできないので、通常学期と同じ週末パターンで日程を
くんでもらっている。今年はたまたま、8/30-31が週末となったわけである。

 今年の私の授業の特徴を一言でいうとすれば「最速」である。
一学期の最初に書いたが、GHS卒生をはじめとする「戦力」が年々
厚味を増していて、今年は次のようなChangeがあった。

 (1) 体系化学のセメント&ドリルの授業を二つに分けることができた
 (2) 体系物理の演習を講義と独立して任せることができた
 (3) 化学・物理のテキスト化がすすんでいる

このような点で授業が効率化され、今年は昨年よりさらに進度が出ている次第である。

体系化学+アドバンス
 実際、7月最後の化学の授業は、「電池の歴史」であった。今度医大受験に
掲載予定の話で酸化還元の〆となり、8/31の時点で化学反応公式[4]の熱化学に入った。

したがって、二学期の授業はほぼ最初から「化学平衡」である。
二学期の前半をたっぷりと化学平衡の演習にかけて
入試化学の最後のヤマを乗り切ることができる、
受験生として、なんと幸せなことではないか・・・
私の受験生時代の不満足を振り返っても詮無きことだから、
せめてGHS生に「倍返し」で報いてやればよい・・・。

 クラス分けができたことは、単に進度の問題ではなく、
深度にもかかわことになった。というのは、当初の予定にはなかったが、
『医大受験』に連載している「体系化学アドバンスA-100」の中身も織り交ぜて
体系化学テキストを深める授業のレベルに設定できているのである。

連載ということは、テキスト化されたのと同じであるから、
コピーを配布してテキストとして用い、そこに演習問題をプラスする。
また、逆にこの授業で行った内容をプラスして
次の『医大受験』の原稿につながるというような良き循環となっている。

体系物理+物理演習
 
物理演習も、卒生である石井先生が面倒見よく意欲的にやってくれている。
彼は体系化学と体系物理の修了者であり、また、彼の所属した年度は、
なかなか‘粒ぞろい’であったから、物理・化学のアドバンス演習を
かなり本格的にやった年でもある。
その成果もあるのであろう、体系物理の授業と完全に連動しての
問題演習量を相当量こなしてくれている。
 その分、私の講義は物理の体系性と法則性の理解に集中できるし、
「万有引力」や「モーメント」などのマイナー項目もワンポイントで
カバーするという「八面六臂」の活躍をしてくれている。
そのおかげで、8/31の時点では、一学期の力学、熱力学につづき
電磁気のうち「静電気力学」を終え、直流に入ることができた。

この調子では二学期の早いうちに波動に入り1周目を終了できるだろう。
やはり物理は定着までに時間がかかるので、
一周終わるまでをいかに早くするかが積年の課題であった。
現在「体系物理テキスト」はver.3であるが、この演習との連動を加味して、
さらなるリニューアルができそうである。

有機化学エッセンシャルズと演習
 有機化学は、第2学期から高分子に入る。これは「最速」である。
今年度、読者倶楽部会員の「とっとさん」の多大なるご助力により、
板書イラストを挿入した「有機化学テキスト」vol.1が簡易ながら製本段階となり、
今年はそれを用いての授業となっている。
 必要なことはすべて文章化してあることもあり、問題演習をメインにすえて
解答解説のデータ化を念頭に、授業形態をすすめてきた。

今年は、例題だけでなく類題演習をすべて解き、さらに追加問題を加えて
8/31となった。深度を加えてのvol.2「有機高分子」突入だからよけいに意義深い。
この「有機高分子」も二学期前半で終えるから、そのあとには
「有機化学アドバンス演習」というかたちでの充実期をも、GHS生と
ともに歩む時間が確保できることだろう。
posted by Koujin Amano at 13:35| カリキュラム